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楽しく書に親しもう!めずらしい筆や墨
書道家/清水恵子さん
2月11日(金・祝)は、書道家の清水恵子さんによるワークショップ「楽しく書に親しもう!めずらしい筆や墨」でした。清水恵子さんは篠山市生まれ。現在は西宮の中学・高校で先生をされています。篠山では「コミュニティカフェみーつけた」で書道教室を開いたり、「丹波篠山まちなみアートフェスティバル」に2年連続で参加されています。
この日は朝から雪が積もり、参加してくださったお客さんには大変でしたが、白と黒の世界は書のワークショップにぴったりの朝でした。
「書」が楽しくなる!
清水恵子さんの書道は「前衛(ぜんえい)書道」といいます。みなさんは、学校で習う書写の時間は好きです(でした)か?あまり好きじゃなかった人、好きだけど緊張した人もいるかもしれません。それは、文字を書くときは誰でもきれいに書こうとするから、と清水恵子さんは言います。
前衛書道では、文字をそのまま書くのではなく、感じたことをそのまま書くんだそうです。かならず文字でなくても、絵でもいいんだそうです。それを聞いて安心したのか、みんなのびのびと書を楽しんでいたようです。
まずはお手本から。恵子先生は、今年の干支の「兎(う)=うさぎ」という文字を、大きな紙に書いてくださいました。ちょっと見ると絵みたい。昔は絵だったのが、だんだん文字に変わっていったんですね。
さて今度はみんなの番。ふだん持ったことのないような大きな筆や、幅の広い筆など、いろんな筆を使って、床いちめんにひろげた大きな紙の上に思いっきり書いていました。
大きな文字を書いたあとは、自分のカレンダー作り。ここでは、書いた後で光る色が出てくるというメタリック書道液を使います。みんな色が変わった瞬間に歓声をあげ、不思議で楽しい書の世界に夢中になっていました。保護者のみなさんにも、ハガキがプレゼントされ、メタリック書道液を体験していました。
前衛書の天才出現!?
作品が完成すると、みんなで鑑賞して清水恵子さんの講評や説明を聞きます。前衛書道ってどんなところを見るんだろう?
小さな子もいましたが、驚いたことにみんな熱心に先生の講評を聞いていました。
筆の使い方、かすれ具合、線の強弱、余白の使い方など、みんな大人よりのびのびと書けているとのこと。中には先生も驚くほどの出来の作品があったそうです。
「書は、命」
筆にひたひたと墨をつけて集中し、楽しく書をすると、感じていることがそのまま筆に伝わります。その時の気持ちが紙の上に写し取られます。同じ字を書いても、いくらお手本を見て似せて書こうとしても、かならず書いたひとの個性が表れてしまうのが書。どんな生き方をしてきたのかまでわかることもあります。だから清水恵子さんは「書は、かくひとの命」だと言います。
清水さんはまた、篠山のような自然の中で育つ子は感性がゆたかな子が多い。パソコンで打つと憶えられない文字も、書いてみることで憶えられるので、ぜひ書いてほしいと言われます。この日をきっかけに、書が楽しくなって書道をはじめたり、親しんでくれる子が増えればいいな。
この日みんなが書いてくれた作品は、春休みにちるみゅーで展示しますので、ぜひ見に来てくださいね。

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